音楽の聴き方
ドラマ「アンナチュラル」見れた♪
年末に一気にまた見ることができて幸せすぎるくらい大好きなドラマ。
窪田君が好きだけど、このドラマでは中堂さんにめっちゃハマった。
最近ミュージックステーションを何年振りやらにちら見して
その時に流れてたofficial髭男dismの「宿命」という曲が気に入ったので
何度もリピートして聴いてる。
でも、なぜ好きなのかと聞かれると答えに困る。
なんせ私は歌詞は聴かないから。
このアーティストやグループが好きとかはなく。
その時に耳に入った曲の音の感じやリズム感、歌手の声の感じを一瞬聞いて
あ、これ好き!
という感覚が体を走る。
この音の重なり合いの感じ好き、この辺りのリズムいいな~、このサビと歌手の声とのマッチがめちゃいい!!
と思いながらその音楽を聴く。
なんか説明難しいな・・・。
ともあれ、歌詞に重きを置いてないので、
この人が書く、このグループが書く歌詞がすごく良い!
とかの話には全く興味なく。聞かされても苦痛でしかないのだ。
いや、話を聞くのはいいけども、熱心な方の熱心な熱い思いを訴えかけるように歌詞の意味の話を聞かされるというのが苦痛かな。
さらに「音」が私好みでなければ曲を聴くのも苦痛となる。
音楽聴いてても、そんな聴き方してるもんだから、歌詞は二の次。
よし、歌詞も聴こう。と、意識を歌詞に移してからじゃないと歌詞が頭に入ってこない。
歌詞を聴くものだと知ったのも、小学生の頃テレビであっていた番組で
夜のヒットパレードだったかな?で、ゲストがそれぞれ好きな歌詞の部分をボードに書いて発表するという場面があり、それを見て、
歌詞って聴くものなの!??
とすごく驚愕した自分を今でも鮮明に覚えている。
さらに、その回の時に米倉涼子が司会をしてて、
「え?みんな歌詞って聴いてるの?」とぽそっと言っていた。
私もまさにそう思っていたので、その言葉も一緒に強く頭に残っている。
ちなみに小学生の頃はglobeがめっちゃ好きだった☆
もちろん歌詞なんて聴いてない。
けれど、歌詞が直接頭に入ってくるときもあるのだ。
そう、メンタル弱ってるとき☆
当時、新卒入社した会社で働いていたとき、メンタルめっちゃ弱っていたのでアクアタイムズとかしょっちゅう聴いていた。
なぜか今でもアクアタイムズの「決意の朝に」とかはダイレクトに「歌詞」が頭に入ってくる。
ともあれ、その時に「音」だけでなく、「歌詞」も聴くことによって自分を奮い立たせてくれ、その歌詞に共感することにより気持ちがスッキリとし、さらには客観視することができると知った。
自身の言葉にできずにいるモヤモヤした感情は、歌詞を聴き、
その歌詞から自分の気持ちはこれだ!と、当てはめることができる言葉を見つけ、
そのモヤモヤした感情の言語化ができ、そしてそのぴったりと合った感情の言葉が腑に落ちることにより、より自分の気持ちが理解できるという一連が生じる。
そう思うと、歌詞に重きを置いてる人とか、歌詞を書いてる人とかは
すごく自分の気持ちに向き合う作業をしているのだなぁと改めて思った。
しかしながら、私のような音楽の聴き方している人なんているのだろうか。
歌詞に興味なく、「音」の感覚で好き嫌いを瞬時に判断してる人。
恐らくそんな感じの人が集まって音楽の話になったら、このメロディーのこの部分のこの音の感じや重なりあいやこの絶妙な感じが好き!とか、はたから聞いたら全く意味不明なことを言い合ってる雰囲気になっていそうな気がする(笑)